

こんな悩みを解決できます!
バツ2で別居経験2度の私が、経験をもとに詳しく解説します。
夫婦の「別居」は単なる生活の変化以上の決断です。
旦那側が行う手続きや準備は、新たな生活を迎えるための大切な土台となります。
この記事では、別居に向けた旦那のために、必要な手続きや生活準備について詳しく説明しています。
1. 別居前の役所手続き
まず、役所で行うべき手続きについてです。これを怠ると、後々思わぬトラブルに見舞われることがあるため、事前にしっかり押さえておきましょう。
住民票の移動
新たな住まいに移る場合、住民票の移動が必須です。
住民票を移動していないと、新しい住所での郵便物が届かないだけでなく、役所のサービスが受けられなくなることも。新居が決まったら早めに市区町村役場で手続きを済ませましょう。
※別居は期間限定などの何かしらの理由、住民票移動できないよって方。郵便局の転居・転送サービスを使うといいでしょう。転送期間は、届出日から1年間です。
健康保険の手続
別居のタイミングで、子供の扶養が外れる場合があると思います。会社で手続きを進めて下さい。
※扶養手当などが減るので、給料が安くなります(泣)
児童手当などの住所変更
子どもがいる場合、児童手当などが別居後も適用されるか確認が必要です。
住所変更を怠ると、受給資格や金額に影響が出ることがあります。

住民票の移動と合わせて、この手続きも進めておくと安心です。
2. 別居中の生活準備
新しい生活をスタートさせるための準備も欠かせません。
急に一人暮らしを始めると、最初は戸惑いが多いものですが、しっかりと準備を整えることでスムーズに生活をスタートできます。
新しい住居の選定と準備
別居といえども、住居は生活の中心です。生活の基盤となる家電や家具の準備も必要。新居で最低限の生活が送れるように必要な設備を整えましょう。
住み心地の良い場所を見つけることが、心の安定にもつながります。
生活費の確保と管理
別居により生活費が二重にかかることになります。
収支計画を立て、予想外の出費にも備えて緊急用の貯金を用意しておくと、いざという時に慌てずに済みます。
日常生活のサポート体制の確認
一人で生活するとなると、意外と助けが必要な場面が出てきます。
特に子どもがいる場合や高齢の親と関わる場合は、役所や地域の支援サービスをあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
3. コミュニケーションの取り決め
別居中も夫婦のコミュニケーションは重要です。
今後の関係性や子どもの育て方など、話し合いが必要なポイントも多いため、以下のようにしっかり取り決めをしておくと後々のトラブルを防げます。
子どもとの面会についての話し合い
子どもがいる場合、面会の頻度や方法についてあらかじめ話し合いましょう。
どちらが子どもを主に監護するのか、面会のルールを決めておくと後で揉めるリスクが減ります。
財産分与や費用負担の取り決め
別居中に発生する生活費やローンなどの費用負担も話し合いのポイントです。
別居期間が長くなると経済面での負担も大きくなるため、可能であれば合意書を作成し、分担を明確にしておくと安心です。
合意書は手書きで問題ないです。とにかく証明となるようにエビデンスを残しておきましょう。
定期的な連絡の方法を確認
別居によって距離ができる分、連絡の頻度や方法も相談しておきましょう。
お互いの状況を把握するためにも、定期的なやりとりを決めておくと良いです。
4. 別居中の心のケア
別居は心理的にも負担がかかるため、心のケアも大切です。
ひとりで抱え込まず、周りの人とつながりを持ちながら心の安定を図りましょう。
友人や家族との交流を大切に
孤独感が強くなると気持ちが沈みがちです。時々友人や家族と会って話すことで心が軽くなり、気持ちのリフレッシュが図れます。
私はだれにも相談できずに、うつ病になりました。
カウンセリングやサポートグループの利用
ストレスが強い場合、専門のカウンセリングやサポートグループを利用するのも有効です。専門家の力を借りて心のケアを行うことで、孤独感や不安が和らぎます。
SNSでも相談相手がたくさんいますので、ぜひ活用してね
新しい趣味や目標を見つける
新たな生活を前向きにとらえるためにも、何か新しい趣味や目標を見つけることはおすすめです。スポーツや趣味に取り組むことで、日々の生活に充実感が増します。
5. 別居後に気を付ける法的な側面
別居が長引いたり、将来的に離婚を考えたりする場合は、法的な手続きについても知識を持っておくことが重要です。
離婚調停や協議の準備
もし別居が離婚につながる可能性がある場合は、離婚調停や協議の準備をしましょう。
親権や養育費、財産分与など、話し合うべきことが増えるため、事前に準備しておくとスムーズです。
弁護士への相談
離婚や財産分与に不安がある場合、弁護士に相談するのも一つの方法です。
法的なサポートを受けながら進めることで、自分に有利な条件を保ちやすくなります。
合意書や契約書の作成
別居中の費用分担や面会方法を文書にしておくことで、後々のトラブルを避けられます。
弁護士の助けを借りながら合意書を作成するのも良い方法です。
まとめ
別居は人生の大きな転機です。旦那が行うべき手続きや準備をしっかりと行うことで、別居生活も安心して進めることができます。
役所手続きから生活費の確保、心のケア、そして法的な準備まで、ひとつずつ丁寧に進めて、将来の新たなスタートに備えていきましょう。
そして離婚や別居は本人同士の問題であり、親や友人などを巻き込むのは絶対にやめてください。