
「ベビーカー様のお通り」という言葉、最近たまに聞きませんか?
「ベビーカーを押していればなんでもあり」と言ったように、まるで大名行列の将軍のような態度をとっている親がいます。通り道に人がいればどいてくれることが当たり前のようになっています。
さらにそれを悪気もなく、子供を連れているんだから当然だ!という態度でベビーカーを押していることが、一般人の反感を買うのです。
こういった親の態度が、「ベビーカー様のお通り」という皮肉めいた言葉が生まれり原因となるのです。

私の場合、前方不注意の親のせいでベビーカーに後ろから突っ込まれましたよ!
なに?ありえないね


夫婦からは謝罪もなしでしたよ(怒)
一昔前であれば、ベビーカーを押している人には、何かあれば手伝ってあげたいと思っている人が多かったと思います。
しかしながら、最近ではベビーカーを見かけるだけで「邪魔」と思っちゃうんですよね。

この記事の信頼性
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そもそも「ベビーカー様のお通り」とは何か?

そもそも「ベビーカーがお通り~」とはどうゆうこと?
小林一茶の「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」という俳句があります。(小林一茶を知らない方は、調べて下さい)
簡単に要約すると、馬に乗った権力者が、スズメに向けてそこを通るから危ないからどていくれという意味です。非力なスズメを作者自身に例えたユーモラスな内容です。
それをオマージュして皮肉ったものです。
- 「赤ちゃん=将軍」
- 「ベビーカー=馬」
- 「親=権力者」
- 「スズメ=一般市民」
といった感じに置き換えられますね。
どうしてこんな言葉が生まれたのか?
ベビーカー利用者への不満
ベビーカー利用者への不満が急激に増えてきたことが要因です。
昔からあるのになぜ?って思うかもしれませんが、スマホなどで人々の暮らしは楽になってきてるんです。だけど、ベビーカーの進歩ってほとんどないですよね?そういったベビーカーの不便さが、現代社会とのギャップが要因となっていると思います。
ベビーカーは通行・電車・飲食店にいると「邪魔だな~」と思います。もちろん誰もそんなことは言いません。子は宝ですので、少々のことには目をつぶります。しかしながら、自分の怒りの沸点にみんな届いちゃったんだと思います。
みんながどくと思ってる
ベビーカーを押している人は、きっと皆が避けてくれると思ってます。
ものすごいスピードでベビーカー押している親をみかけますが、あれは腹が立ちますね。
しかしそれは間違いです。もし足が不自由な人や老人がいたらどうしますか?みながベビーカーをどける身体ではないことを理解しましょう!
あなただけの道じゃないのよと言ってやりたいです。
満員電車内
たまーに朝や夕方の満員電車でベビーカーがスペースを取っているのを見かけます。「これじゃ通れない!」とイライラする気持ちも分かります。
「もっと小さく折り畳めないのか」「周りをみろ」と思いますよね。
ただしこれについては、子どもを抱えた親の必死さや苦労を知ると、なんとも言えない気持ちになりますよね・・。
スマホ利用
親がスマホを見ながら、前を向いていない場合。これは本当に腹が立ちます!相当ストレスが溜まりますね。
スマホをみながら、ベビーカー押してるときは最悪ですよ。ベビーカーごと突っ込んできますからね。
あと、スマホをみながら通路の真ん中で突っ立ってる人。ありえません!ながらスマホは間違いなくベビーカー側が悪いです。スマホの操作が必要であれば立ち止まって、端っこで行いましょう。

ベビーカーの運転で本性がでる?
ベビーカーの運転方法によって、その人の本性が分かります。
車の運転すると本性がでると言いますよね?それはベビーカーでも同じなんです。
普段は良い人なんだけど、ベビーカーを押すときだけ自己中だったり他人のことを考えてない運転だと、本性を疑った方がいいかもそれません!
ベビーカー利用者が気を付けるべきこと
お互いのマナーを大切にする
ベビーカーを利用する側も、周囲の人々も、それぞれが少しずつ気を配るだけで状況は変わるはずです。
当たり前なんだという態度をとらないこと
「子供がいて、ベビーカーを押してるんだから、お前らはどけ!!」
という態度に見える人が多いんですよね。だから、こんな皮肉が生まれてるんです。
ベビーカー利用者は、子供がいるんだから当たり前と思わないことが大切です。
「ベビーカー様のお通り」という言葉をなくすために

ちょっとしたコミュニケーションを忘れずに
対立を防ぐカギは対話です。
人は鏡と言われている以上、あなたと関わる人はあなたの心を映しているのです。
「ベビーカーのっているのに不親切だな」と思うのであれば、それはあなた自身に問題があるからでは?
言葉には力があることを忘れない
「どうしたらみんなが気持ちよく過ごせるか?」を考える言葉を選ぶようにしたいですね。
これは、ベビーカーを押す人も、幼い人にも言えることです。

言葉には力があることを忘れてはいけないですよ
まとめ
「ベビーカー様のお通り」という表現は、ちょっとした不満から徐々に生まれた言葉です。
周りの方の意見を少し厳し目に本音を書きました。しかしながら、子供は宝であり大切にしなければなりません。
お互いにほんの少しの思いやりを持つだけで、もっと温かい社会を作れるのではないでしょうか?
「ベビーカー様のお通り」という皮肉が早く無くなりますように。