
初めての離婚。まさに人生において最大の分岐点になる重要なターニングポイントだと思っています。
個人的には結婚のときより、はるかに人生観が変わると思っております。
そんな初めての離婚をしたいと思っている、すべての男性に離婚の進め方をお伝えします。
著書は恥ずかしながら、38歳男のバツ2という人生を半分棒に振った人間ですが、離婚する方の気持ちは人並み以上、十二分に分かっているつもりです。詳しくお伝えできればと思います。
離婚の進め方
まずは離婚の基本的な流れをお伝えします◎
夫婦間で話し合って離婚できるのがベスト。調停や裁判になると時間とお金がかかるので、お互いに精神的にも肉体的にも負担がかかってきます。
- なぜ離婚したいか考える。
- 性格の不一致?浮気?モラハラ?etc・・・
- 夫婦間で対話
- 子供、離婚後の関係性、財産分与、家のことなどを話し合ってね
- 話し合いが纏まらなかった場合調停へ進みます
- 別居
- 調停前に別居が一般的
- 調停
- 離婚裁判
- 【※注意】調停をしてからでないと離婚裁判へは進めません
- 離婚
- 離婚届提出
離婚の種類
- 協議離婚: 夫婦が話し合いで合意し、役所に届け出る方法。
- 調停離婚: 家庭裁判所で調停委員を交えて話し合い、合意を目指す方法。
- 審判離婚: 調停が不成立の場合、家庭裁判所が審判を下す方法。
- 裁判離婚: 調停や審判が不成立の場合、裁判所で判決を求める方法。

日本人の離婚の約90%はこの協議離婚で、調停離婚は9%、裁判離婚は1%という割合ですにゃ

離婚したい理由を考える
まずは離婚したい理由がそれぞれあるかと思います。本当に離婚したいかどうか今一度考えてみましょう。
まだ話し合い等で改善できる場合は、できる限り頑張ってみるのもいいです◎
第三者へ相談も可能
一人で抱えこまないようにしてください。不安な気持ちでいると、貴方の体が悪くなってしまうかもしれません。

私は誰にも相談できず、うつ病を発症し会社も休職せざるを得ない状況でした。
「夫婦間の問題は当人にしかわからない」と思わずに、誰かに話すことで楽になることもあります。
今は匿名でも相談できるSNS等がありますし、資格をもった離婚カウンセラーもいます。誰かに相談できるといいと思います◎
- SNS、ブログ等のメディア
- 両親、友達、職場の人
- カウンセラー、弁護士相談
夫婦で話し合い
ポイントは下記4つと思いますが、子供や持ち家がない場合はより簡潔になるでしょう。
離婚は相手の合意があって、初めて離婚できます。話し合いの段階で、妻が離婚拒否している場合は難しくなってきます。調停や弁護士を雇わざるを得ない場合が多いでご注意を。
別居を考える
話し合いで解決できない場合、一旦距離を置くことが多いです。お互い冷静になったところで再度話し合いの場を設けましょう。
なお別居の際はお金もかかりますので、事前に夫婦間で話し合いをしておく必要があります。
別居する際はあらかじめ期間を決めておくといいでしょう。
調停
話し合いや別居で解決できなかった場合、次のステップとして調停に進むことになります。調停に至った際には、一般的に弁護士に依頼することが推奨されます。

弁護士からは、「家があるし、個人だけでの調停は難しいでしょう。」と言われました。
頻度は?
調停は2~3カ月に1度、家庭裁判所で行われます。各セッションは20~30分程度で、夫婦が交互に調停員と話し合うため、顔を合わせることはありません。
調停は午前と午後に分けられており、全体の所要時間は2~3時間程度を見込んでおくと良いでしょう○
ただし調停で話が纏まるケースはすくないにゃ

裁判
裁判離婚を起こすには、調停を実施している必要があります。
裁判も調停から引き続き同じ弁護士で対応してもらうことがベターです。調停の流れを全て把握しているので、こちらの気持ちを汲んでくれると思います。
ちなみに弁護士との契約は「調停」と「裁判」で別々の契約となりますのでご注意ください。
弁護士と詳細打ち合わせを行い、裁判を戦っていきましょう!
※裁判になると弁護士のみが裁判所へ出廷し対応します。(調停の際は本人が出ていくのが一般的)
離婚
さあ離婚成立したら市役所へ離婚届を提出します。(どちらが市役所に届けるかはケースバイケースです。)
これで晴れて独身です。気持ちもスッキリすることでしょう。市役所の後は何かおいしいものでも食べて、自分を労ってあげてくださいね♪
離婚した後は、お見合いパーティーの【PARTY☆PARTY】で婚活してください。
離婚後
以下離婚後実施することになります。
- 戸籍の変更: 離婚後、戸籍の変更手続きを行います。
- 財産分与の実施: 合意した財産分与を実施します。
- 養育費の支払い: 子供がいる場合、養育費の支払いを開始します。

離婚は恥ずかしいことではない
現在3組に1組が離婚している今日、離婚はまったく恥ずかしいものではありません。離婚は幸せになるためのステップです。離婚できた時は本当によかったなと心から思えます。
バツ2の立場上、周りの離婚を検討している男性たちのアドバイスもしております。みなさんが共通してることは、やはり妻と今まで一緒に生活してきた経緯があるのでためらってしまうとのことです。
離婚に対して躊躇するのは男性の方が多いかもしれません。
また会社・家族・友達から白い目で見られることは全然なく、逆に「離婚できてよかったね」と言ってくれると思います。世間における偏見の目は、限りなく少なくなっていると思います。
妻が浮気・モラハラをした場合
妻の行動が原因で離婚したい!と思っているあなた。とても悔しいですが別れを考えざるを得ない状況かと思います。
それが浮気やモラハラであれば、「妻から慰謝料をとって」別れたいですよね。そういった場合調停や裁判で争うにしても、証拠がなければ女性側はほぼ間違いなく嘘をついてきますのでご注意ください。
○証拠を集める
・LINE・メール・・・削除される可能性がありますので、定期的に保存しておいてください。自分のスマホのファイルに簡単に保存できるようになっていますので。妻や義理両親からのLINE文章を残しておくとよいでしょう。
・写真・動画・・・可能であれば日付・時間が分かるもの(TVや時計)と一緒に取るのがベスト
・音声・・・ICレコーダー常備しといてください。今は下記のボールペンタイプのようなものもありますからね。
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○財産を把握する
以下財産分与の対象を例として記載しておきます。事前に確認しておくようにしましょう。
著者の体験談
筆者の場合、浮気やDV等はしておらず、以下のような理由で私から離婚を申し立てました。
筆者の離婚理由
- 義両親、妻からのモラハラ
- 妻の過度な干渉(お金、飲み会など)
- 妻の性格
別居中の妻と義理両親のモラハラは止まらず、体と心のバランスが上手く保てず、15キロほど体重減となってしまい、うつ病診断され、休職せざるを得ない状況でした。さらにはお金も妻側が持っていてしまった状況で食べるものもなく、借り入れをしてしまうという最悪なスパイラルに陥ってしまいました。

筆者はさらには親同士も喧嘩し、収拾がつかなくなってしまいました…
警察に保護され、両親が私を強制的に実家へ連れて帰って離婚を決意することとなりました。
詳しくはプロフィールを見ていただければわかると思います。本記事が皆様の参考になれば幸いです。