
突然ですが妻の母親(つまり義母)とLINE交換する羽目になってしまった・・・。妻の家族と食事をしている流れて、「なにかあったときに連絡させてもらいますね」ということでごく自然にLINE交換をしてしまった。
妻も「なにかあれば協力してくれるし、いいんじゃない」と。
その時はなにも考えてなかったが、別居して離婚裁判中の私にとって、そこがまず初めの分岐点だったかと思う。
みなさんもLINE交換するときは慎重に検討してください。交換するのは簡単ですが、ブロックや削除は相当ハードルが高いです。
下手をするとこれが命取りとなる可能性もあります。実際に私もうつ病になり別居となりました。

この記事の信頼性
- 妻の両親からモラハラを受けていました
- 妻は両親を第一優先で考えます
- バツ2経験者
LINE交換に至った経緯
結婚したばかりの頃、妻の両親が度々私たちのアパートを訪れていました。
お菓子や食事を持ってきてくれることがたまににありました。そんな時、妻は「これからも何かもらうかもしれないし、LINEでお礼いっとく?」と言ってきました。
もちろんお礼はその場で言っていましたし、失礼なことはしていませんでした。私は確かにそうだな!と思い、嫁の母親(つまり義母)のLINEを嫁から教えてもらい軽い気持ちでLINE交換をしてしまいました。
妻も「ちゃんとお礼いっとけば、今後も色々くれるかもよ~」と。
これまでは義母とはたまに会う程度で特に深いコミュニケーションをとっていませんでした。しかしLINE交換することで嫁が納得してくれるのであればと思ったのです。
このLINE交換が離婚になる原因の1つになるとも思わなかった。

嫁の母からのLINE
最初は少し緊張しました。義母とLINEってなにを送ればいいのか分からなかったのです。
嫁とも相談して無難に「本日はお菓子いただいてありがとうございました」とお礼だけ言って終わりました。
義母からも連絡があり、「こちらこそありがとうございます。また宜しくね。」とごくありふれた会話内容でその日は終わりました。
マウントを取りたがる義母
「先日はありがとう」
「〇〇くんフルーツ好き?」
「娘が楽しそうにしてて嬉しい」
その後はごく普通のLINEが来ていました。嫁もまた何かくれるかもしれないよと言ってます。
ただ少しLINEの頻度が多いな~とも思ってました。よかったのは最初まで。どんどん本性を現してきます。
「こちらは家から30分かけてそちらに伺った」「○○くんがモモ好きだからって言ってたから取り寄せた」「娘をそちらに上げたんだから幸せにしてくださいね」
私の反応が「ありがとうございます」と言わざるを得ないような内容ばかりです。恩着せがましくさらにマウントを取りたいのでしょうか。
こういった内容が送られてくるたびに、ありがとうございます。と何度もお礼を言っていました。
今思えば、この頃から歯車が狂いだした気がします。


エスカレートする内容
恩着せがましく、説教じみたLINEはまだまだ続きます。
それに伴いLINEの文面も長くなってきます。スクロールしないと見れないくらいの長文が来ています。
私はあまりLINEが好きではなかったことと、返信内容を考える必要があったため時間が掛かっていました。
昼間に届いたLINEであれば、当日の夜or次の日の朝。
早く返さないといけないとと思いつつ、仕事や家事をしながらだとこれくらいになってしまいます。
ですが義母からは「遅すぎる」とのこと。「子供の件でなにかあったあった場合すぐに返信してもらわないと困ります!」
別居してからもLINEは続く
別居しても義母からの長文LINEはほぼ毎日のように続きます。
「なぜ嫁を迎えに来ないのか?」「妻と子供のことを心配しないのか?」「郵便物が届いているはずだ。すぐに持ってきてほしい。」「両親にはこのことを伝えてるのか?」
などなど、別居してから約1年ほど、このようなLINEがきていました。
こういった長文に対して1行や2行でお返しするのも、挙句の果てには誠意がないとまで言われる始末。
LINEを返さないといけないプレッシャー
LINEが来るたびにビクビクしていました。
スマホをみるのも嫌なときもありました。家に帰りたくないのでパチンコやゲーセンをして帰る日々が続きます。
私が唯一言い訳できることは、仕事が忙しかったから返事ができなかった。だけです。

うつ病になっても続くLINE
私は別居してから体調が良くなく、うつ病診断を受けました。体重も15キロほど落ち何も手がつかなかったのです。
それでも義母の私に対してもLINEが続きました。
「私は心身ともに疲弊していますのですぐにはLINEは返せない場合があります。ご了承ください。」
「働けなくなったら、金銭的に嫁も大変になるのではないのでしょうか」
と返事をしましたが、一向に変わることはありませんでした。
義母の過度な干渉は離婚理由になる
現在離婚裁判中の筆者ですが、裁判資料へは「妻の母による過度な干渉でうつ病になった」と記載しています。
あまりにも多い回数や不快なLINEは、離婚理由になる可能性がありますので気を付けてください。
義母と嫁が連絡を取り合うのは良くあることだが・・・
嫁姑問題といってよく揉めたものです。ただし最近の傾向は逆になってきつつあります。
結婚してから義母とは良好な関係を築いてきたつもりでしたら、少し距離感を見直す必要があるかと思います。
改善策は必ずある!
義母とのLINE交換は思った以上に気を遣う結果となりました。
ここまで最悪とだけお伝えはしましたが、もちろん筆者に非がないとは思っていません。悪かったことはあったかもしれません。
しかし最初のLINEを交換してしまったのが早すぎたと思いました。もう少し義母と関わってコミュニケーションを取れば、どんな性格か分かったと思います。
LINEのやりとりでも義母の気持ちを尊重しすぎ、自分の気持ちや考え方を言えなかったため、病んでいきました。
難しいとは思いますがお互いの距離感を大切にしつつ、少しずつコミュニケーションを取れれば理解しあえる関係になるのではないでしょうか。